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離乳食インストラクターニュース

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乳幼児、幼児期に積極的に取り入れたい栄養素

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こんにちは。離乳食インストラクターの安木知沙です

こどもの頃は人生の中で1番発達、成長が著しいですね。

乳幼児期にどんな栄養素を摂ってきたかは、少なくともその後の成長に影響を与えます。5大栄養素と言われる炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルは生きていく上でとても大切な栄養素ですね。今回は、育ち盛りのこどもに必要な栄養素とその栄養素が多く含まれる食品を紹介したいとおもいます。


月齢を重ねるごとに好みも出てくると思います。食べて欲しい食品を食べてくれなくても、同じ栄養素を含む他の食品に変えるなどして積極的にメニューへ組み込んでみてください。


また、身体によいからと片寄って食べるのではなくいろいろな食材にチャレンジしていくことも大切です

そして、1回の食事で全ての栄養素を完璧に摂ろうと思わず、1日あたり、3日あたりのスパンでどうかなぁー?と少し考えながら買い物したり、献立を考えるイメージで大丈夫ですよ




①鉄分
鉄分は、血液をつくり様々な器官へ酸素をとどけてくれたり、脳の発達を助けてくれます。不足すると、鉄欠乏性貧血となります。つい不足しがちになりやすい栄養素の一つなので積極的的にとりたい栄養素です。
また、ビタミンCの多い野菜やたんぱく質と一緒に摂ると吸収率がUP!ヘム鉄が含まれるレバーや魚肉は吸収率が高いです。
レバー、牛肉、かつお、まぐろ、海藻類、小松菜、ほうれん草、青海苔など


②カルシウム
丈夫な骨や歯をつくり、成長期に蓄えられます。カルシウムは大人になると失われていきますので、こどものうちにぜひたくさん撮りたいです。また脳の働きをよくしてくれます。そして、ぜひ一緒に撮りたいのがビタミンDです。ビタミンDは、身体の中でカルシウムを運んでくれたり、吸収率をUPしてくれます。ビタミンDは太陽に当たることでも体内で作られるので外遊びも積極的に!
しらす、ひじき、桜エビ、いかなご、煮干し、乳製品など


③ ビタミン
ビタミンは炭水化物、タンパク質、脂質の働きをサポートし、身体の調子を整えてくれます。脂溶性ビタミンと呼ばれる(D.A.K.E)は油と一緒にとると効率よく摂取できます。また、水溶性ビタミンは(C.Bなど)はゆでるなどすると栄養素が外へ出てしまうのでスープや味噌汁などがおすすめです。
たくさんの種類がありますが、様々な種類をバランスよくとるとよいですね!
くだもの、野菜、レバーなど


④良質な脂質 
脳の60%はなんと脂質でできています。また、脳のほとんどはまでにほぼできあがります。ぜひこの時期に良質な脂質をとりたいですね。オメガ3系やオメガ6系と呼ばれる必須脂肪酸がおすすめです。たとえば、アマニ油やえごま油などはDHAやEPAが含まれており脳の働きをよくしてくれます。取りすぎると肥満などの原因になりますが、制限はとくにせず、食品から自然にとれるとよいですね
アマニ油、えごま油、さば、いわしなど

 


意識して取り入れたい栄養素をいくつかあげましたが、

とりすぎもよいとは決していえないとおもいます。少し意識をしてあげるだけでも十分!バランスのよい食生活が習慣になるよう心がけてみてくださいね。

 

 


この記事を書いた人

安木 知沙(やすぎ ちさ)
安木知沙

*離乳食インストラクター
*管理栄養士
*フードスペシャリスト
離乳食.食育教室
おやつ教室開催
高校時代は陸上一色!全国高校駅伝3位入賞を果たす。その陸上生活の中で栄養の大切さを知り管理栄養士過程に進学。前職では、病院、事業所給食に携わる。
不妊治療を経て2人の娘を授かる。
私自身、長女の離乳食でたくさん悩み、次女の出産の時に改めて勉強しようと思い出会ったのが「和の離乳食」でした。
現在2人の娘(3歳と1歳)を持つママとして、「天然だし」でつくるごはんのおいしさや食の大切さを伝えたい!
毎日の食卓と生活をたのしくする
おもわずニコッとなるようなちょっとの工夫をお伝えします!!
育児や離乳食に悩むママと赤ちゃんの心と笑顔を育む力になりたいと思い活動中♡
◆ママ管理栄養士が伝える五感を育むはじめのいっぽ離乳食 http://s.ameblo.jp/nico2kitchen



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