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離乳食インストラクター協会には、様々な個性と特技を持ったインストラクターがいます。そんな彼女たちの、ママと赤ちゃんのお役立ち情報を、食にこだわらず毎週紹介します!
ジュニアアスリートの食事について
こんにちは。笑顔大好き。離乳食インストラクターの伏谷恵美子です。
ニュース7回目は、離乳食から少し離れますが、アスリートフードマイスター伏谷恵美子から、ジュニアアスリートの食事についてです。
我家の息子たち、長男は小学3年生からサッカー、次男も同じく小学3年生からミニバスケットボールを始めました。この頃、私はスポーツ栄養の知識もなくアスリートフードも知らず、子供たちが運動をしているからといって、特別な食事を用意していたわけではありません。2020年の東京オリンッピクを控えている今、あらためてジュニアアスリートの食事について考えてみたいと思います。
●アスリート食とは?
さまざまな食材からバランスよく栄養素を摂ることは、通常(健康時)の食事と変わりませんが、運動の種目や性別、トレーニングの目的によって、どんな摂り方が競技力の向上につながるかを考えます。
(1) 競技力向上の観点から栄養素のバランス
(2) 食事の質と量(1回量、補食の回数、食べるタイミング)
(3) 楽しく食事を摂ることで精神面の安定を支える
●5大栄養素プラス水分
アスリートにとって、皆さんご存知の5大栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)をバランスよく摂ることは不可欠ですが、プラス水分の働きがとても重要になります。
【水分の働きについて】
(1) 体の成分
(2) 栄養素(老廃物)の運搬
(3) 細胞内外のバランス
(4) 体温調節
運動中は大量の汗をかきます。汗には水分と一緒にナトリウム(塩分)も混じっています。水分の補給だけでなく失ったナトリウムも補給しなければ、脱水症状を起こすこともあります。運動中の水分補給は、水・お茶の他に、ナトリウムの補給にはスポーツドリンクや塩飴等もおすすめです。
●スポーツドリンクの種類
(1) 糖質を多く含むもの(エネルギー補給)
(2) ナトリウムを多く含むもの(塩分補給)
(3) アミノ酸・ミネラル(マグネシウム・カルシウム等)を多く含むもの(筋肉の収縮に関わる)
●まとめ
食事の基本は、バランスよく食べることです。競技力向上というと、サプリメントで栄養素を直接摂取したり、糖質や脂質を抑え体脂肪率を下げようと考えたり、食事を機能だけで済ませるのは危険だと思います。ジュニアアスリートにとって重要なのは、健康的で規則正しい食生活を送る事です。そして精神的にも成長する機会だと考えましょう。楽しく食べて、バランスよく栄養素を摂っているということで競技力向上以前にモチベーションの向上、自信につながっていきます。離乳食も同様で、体を作るために何を摂らせなければいけないと考えると、お母さんのプレッシャーになり、子供にとってもストレスにつながり、結果として食べないということにつながってしまいます。まずは食事が楽しい時間になることが大切ですね。





伏谷恵美子(ふしやえみこ)
管理栄養士・離乳食インストラクターとしての知識と経験で、食や子育ての悩みを共有し、赤ちゃんだけでなく家族みんなが健康で、笑顔いっぱいになるお手伝いをするのが私の役目だと思っています。
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