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離乳食インストラクターニュース

離乳食インストラクター協会には、様々な個性と特技を持ったインストラクターがいます。そんな彼女たちの、ママと赤ちゃんのお役立ち情報を、食にこだわらず毎週紹介します!


おさかなの下処理について

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こんにちは離乳食インストラクターでさかな屋の嫁、神田ひかりです。

今日はおさかなの「下処理」についてのお話。

大人がおさかなを食べる上では必要のないことでも、離乳食期の赤ちゃんには必要なおさかなの「下処理」があります。

内臓が未発達な赤ちゃんが「安全」に、そして、おさかなの余分な臭みや食べにくさを感じずに「おさかな好き」に育ってくれるためにも必要なことですよ。

 

おさかなの下処理



●塩分を取り除く

離乳食でよく使う「しらす干し」は塩茹でされているので、内臓機能が未発達な赤ちゃんにとっては塩分が強すぎます。1歳まではお湯で湯がいて「塩抜き」してあげてください。

 

●骨を取り除く

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小骨でも赤ちゃんの小さな喉には引っかかってしまいます。窒息などの原因となり、赤ちゃんにとってはとても危険です。「調理前」「調理後」「食べさせる直前」3回骨がないかチェックしてから与えてあげてください。

 

●皮を取り除く

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実は皮と身の間の部分には栄養素がたっぷり含まれています。しかし皮は噛みちぎりにくく、飲み込みにくいので、あえて離乳食期の赤ちゃんに与える必要はないかなと思います。加熱後にペラっとめくってあげれば簡単に皮は剥がせます。

 

●血合いをさける

マグロやカツオ、青背魚に特に多く血合いがついています。鉄分やビタミンA,Dなど栄養価が豊富ですが、血管が多く集まり血液がたまる部分なので「生臭さ」を感じてしまう部分でもあります。赤ちゃんによってはその「生臭さ」が原因でおさかなを食べない事があるかもしれません。特に離乳食期の赤ちゃんは些細な変化や特徴で「食べない」ということが起こり得るので、血合い部分も皮同様あえて与えなくてもいいのかなと考えます。

●臭みを取り除く

おさかな自体の匂いが気になるようであれば、調理前に一度熱湯をかけてあげる(湯引き)だけでもおさかな本来の「臭み」を和らげることができます。

また、湿らせた手に少量の塩をつけ余分な塩を振り落とし、おさかなの両面に手の塩気をつけてあげてペーパーで包み10分待つという方法もあります。塩の効果でおさかなから余分な水分を出し身がふっくらとします。1歳以降の離乳食の場合、また大人のおさかな料理の下処理としてもオススメです。

 

赤ちゃんに「安全」におさかなを食べさせてあげるために、
「おさかな好き」になってくれるために、上記5点をぜひ参考にしてみてくださいね!

 



この記事を書いた人
神田光
神田 光(かんだ ひかり)
離乳食インストラクタ―/調理師/さかな屋の嫁 19 歳で調理師免許取得所得後 8 年間名古屋国際ホテルなどで修業後、さかな屋に嫁ぐ。息子の離乳食で悩んだ事をきっかけに離乳食インストラクター資格後、地元愛知県で離乳食講座を開講し累積受講者数300名突破。おさかな離乳食セット「ととBaby」を開発しインタ ーネット販売中! 
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