ママと赤ちゃんへ!食べ物と子育てのお役立ち情報満載ニュース!!
離乳食インストラクターニュース
離乳食インストラクター協会には、様々な個性と特技を持ったインストラクターがいます。そんな彼女たちの、ママと赤ちゃんのお役立ち情報を、食にこだわらず毎週紹介します!
味の好みと食事を楽しむ工夫
暑い夏ももう少し!
これからやってくる「実りの秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」などいろいろな秋を満喫できるように、食事や睡眠、生活リズムを整えて夏の疲れを回復させていきましょう!
今回は、味覚のお話しをしたいと思います。
うちの子もなのですが、1歳半ごろの離乳食完了期くらいになるとだんだん好きな味や苦手な味が出てくる気がしませんか?
前まで食べていたのに急に食べなくなったリなど。。。。
食べ物を口に入れた瞬間に「甘い」「しょっぱい」「苦い」など人は感じ分けて色々な味を楽しんでいます♪ 好き・苦手がみなさんあるとおもいますが、実は、この”味”は生まれたときには
個人差もなく皆同じように感じているんです。
では、どうして好みが出てくるのか・・・・
それには「脳」が関係しているのです。脳には偏桃体というところがあるのですが、
偏桃体で様々な感覚のよかったこと、いやだったことを認識している場所です。
このよかったという快感をふやしてあげることで味の記憶が増え、好きな味が増えていきます。
なので、味の記憶を増やすには楽しい体験がとっても大切!
食べ物の嗜好がまだはっきりと固まっていないこどもは環境や雰囲気で
好きな味が増えていくんですよ♪
秋は、行楽シーズンでもあります!味覚狩り、ピクニック、バーベキューなど家族やお友達と一緒に食卓を囲み楽しい時間をすごしてください!
今、食べられないものがあっても楽しいという記憶が五感を育みます。
そして、好きな味を増やしていくことにつながっていきますのでぜひ楽しく食べる事を意識してみてくださいね♪
少食や食べむらについて
食べないときの盛り付けはとにかく少なめに!!
苦手な食材は好きな食材と組み合わせてみたり、環境を変えてみたりしてみましょう!
食べられたという喜びを実感させてあげることが大切♡
食べられた時にはおおげさにほめてあげてくださいね!
食べむらは甘えもあるので心配はいりませんが、おやつで足らない分を補充しないように注意しましょうね
だらだら食べ
食事とおやつのメリハリをつけましょう!!
1回の食事の量が足りていなくて空腹感と満腹感の差が実感できていないという可能性もあります。おやつは時間と量を決めて食べるようにしましょう。
食事に時間がかかりすぎるようでしたら、椅子から降ろしたりして気分を変えましょう。食べる時間と遊ぶ時間などきちんと区別をさせてあげることも大切です
食べすぎる
たくさん食べた満足感を!!
脳の満腹中枢が未発達な段階では満腹の感覚が分かりにくいのですが、
3歳ちかくになると徐々にわかってくるといわれています。お代わりは、白ご飯だけ、おかずけとするのではなく、少しずつ盛った全部の種類を食べ終わってからにするとよいですね。
少し野菜を硬めにしてみたり、一緒にもぐもぐしてみるなどしてみましょう
2歳くらいになると好き・苦手が出はじめます。
いろいろな経験や情報が加わることで少しずつ対応できるようになります。
そのためには「一口だけは食べてみる」「おかわりは全部食べてから」などルールを徹底することが大切。そして、苦手なものでもママが嫌いと判断せずに食卓に出し続ける事を意識してみてください。そのうちにぱくっと食べてくれることがあるかも♪
安木 知沙(やすぎ ちさ)
*離乳食インストラクター
*管理栄養士
*フードスペシャリスト
離乳食.食育教室
おやつ教室開催
高校時代は陸上一色!全国高校駅伝3位入賞を果たす。その陸上生活の中で栄養の大切さを知り管理栄養士過程に進学。前職では、病院、事業所給食に携わる。
不妊治療を経て2人の娘を授かる。
私自身、長女の離乳食でたくさん悩み、次女の出産の時に改めて勉強しようと思い出会ったのが「和の離乳食」でした。
現在2人の娘(3歳と1歳)を持つママとして、「天然だし」でつくるごはんのおいしさや食の大切さを伝えたい!
毎日の食卓と生活をたのしくする
おもわずニコッとなるようなちょっとの工夫をお伝えします!!
育児や離乳食に悩むママと赤ちゃんの心と笑顔を育む力になりたいと思い活動中♡
◆ママ管理栄養士が伝える五感を育むはじめのいっぽ離乳食 http://s.ameblo.jp/nico2kitchen