こんにちは。保育士の中田馨です。

ここ数年。
「赤ちゃんが産まれたけれど以前のように働きたい」と感じるママが増えていると。
保育現場にいて感じます。
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私が保育士を始めたころは、正社員で産休を取り復帰するママさんが多くいらっしゃいましたが、今は働き方もいろいろになり「パートで短時間で」というママも増えました。

働くママといれば、実は私もそのうちの一人。
私の場合は自分で保育所を運営する。という仕事ですので産後
1カ月未満で仕事に復帰しました。子どもたちは幸いなことに、私の父母が見てくれたんですね。だから、私は安心して仕事に取り組むことが出来ました。

毎日、働くママを見ている私。
私の保育所で働いてくれているママも働くママ。
離乳食インストラクターのメンバーも働くママが多いです。


今日は、産後に仕事復帰を希望するママへ。
身近な働くママたちの相談を受ける中で感じた、働く前に考えておきたいことをお話します。



子育てしながら働きたいママの《働くまでに準備すること》


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●仕事の何に重視するか?

ここ、長く続けていくためにはとても大切です。まずは、自分のしたい仕事を見つけましょう。時間、場所、仕事内容、年齢などの条件を調べるのはもちろんですが、ママがしたい仕事を見つけることも大切。もちろん、したい仕事を見つけることは難しいですし、採用してもらえるかどうかもわかりません。「やりがい」も重視するポイントに置きながら、時間、場所、仕事内容、年齢などの条件も考慮し『仕事の何を重視するのか?』ということがポイントになるのかなと思います。

 

例えば私の周りのママさんたちがよく言っているのが以下です

・子どもが大きくなるまでは手軽に短時間の仕事をする

赤ちゃんが大きくなるまでは、平日のみの1日4時間程度で働く。もちろん仕事はしたいけど、子どもとの時間も取りたいから、短時間の仕事を選ぶママさんもいます。

・フルタイムの仕事

将来のことを考えて、自身の年齢が若いうちに正社員の仕事を選ぶママもいます。

・これまでの資格やキャリアを生かした仕事

出産前までしていた、資格やキャリアを生かした仕事を探すママもいます。

 

どんな仕事を選ぶにしても、その仕事が育児と両立できるかも考える必要が出てきますね。保育所が空いている時間に送り迎えができるのか?土日出勤はしなくていいか?なども仕事を探すときのポイントになりますね。

 

●日中の子どもの行き場を探す

仕事をするということは、ママが働く間に赤ちゃんを仕事の間見てくれる人を探さなければいけません。一般的には、保育所に預ける方が多いのかな?と思います。例えば、親兄弟がが協力してくれる場合もありますね。家族と相談して、赤ちゃんの日中の受け入れ先を探すことは必須ですね

 

●家庭の生活環境を整える

家事、育児に加え仕事が入ることになります。今までできていたことが時間が無いのでできなくなる可能性があります。いや、本当にできなくなります。ですので、生活の時間のやりくりをどうしていくか?夫と分担できないか?などシュミレーションすることは大切です。そして、大切なこと。今までのように「完璧に家事をしよう」と思わないことです。できないことはしない。目をつぶって見えないふりをする部分を作ることも、仕事を長続きさせるためのひとつの方法です


 

私自身の経験ですが。産後間もなく仕事に復帰するということは、身体にも負担になることがあります。疲れやすくなったり、イライラしてしまったりしてしまいました。赤ちゃんがいる生活は今まで通りには進まないこともあります。無理せずママと赤ちゃんのペースで仕事復帰することがいちばん大切かな。



くれぐれも【無理のない選択を!】
なんでもベストを目指さないことが
楽しい育児の近道です。




離乳食インストラクター協会の講座のお知らせ

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