こんにちは!今日は保育士バージョンの中田馨です。


よくね、ママにこんな相談を受けます

1歳過ぎた赤ちゃんがいたずらばかりして困る!!
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「なぜいまするの?」「にやりと笑って、わざとしている!」
そんな赤ちゃんの行動はよくありますね。


我が家も、気が付いたら
・ゴミ箱をひっくり返す
・本棚の本を全部床に落とす
・畳んだ洗濯物をグチャグチャにする
・タンスの引き出しに入る

友達のところなんか便器にないっていた!なんて言っています。
「わかるわかる。ホントそれ!」共感するママも多いでしょうね。


子どもは、大人が予想すること以上のことをしてきます。大人が「きっとこうなるだろう」と思ってバリケードをしたとしても、それをくぐりぬけて先を行くのが子ども。
大人の想像もつかない行動に毎日振り回される。同じことを繰り返す。叱ってもやめてくれない!

毎日とほほほほ。となっているママ。ママにとっては大変な時期ですよね。そんな赤ちゃんのいたずらに、大人がどう対応すればいいかを話しますね。


●そもそも、それはいたずらなのか?

そもそもね、大人がいたずらと思っていることは果たして本当にいたずらなのでしょうか?大人にって「してほしくないこと」は、赤ちゃんには「楽しい遊び」。そうなんです。遊びなんです。だから、「あ!やめてほしい!」と思った時に出す言葉は「ダメ!」ではなく違う言葉なのです。「ダメ!」ということで、赤ちゃんは「あ、私に注目してくれた!」と思います。注目されることはまたしたくなりますよね。


・してほしくないところから遠ざける

では、保育所では実際どうしているか?をお話しします。
保育所でも、もちろん赤ちゃんは、先生がしてほしくないことをします。それもとっても楽しそうにね。そんな時、私たちがすることは『してほしくないところから遠ざける』ということ。
「こっちで遊ぼうか」と、別の遊びに意識を向けさせるのです。もちろん、そうしてもまた元場所に戻ることもありますが、繰り返し繰り返しそれをすることが大切ですね。 


 

・触られて困るものは手の届かないようにする

赤ちゃんって大人の持っているものが好きですよね。鍵や財布、鍋に化粧品。何気なくポンと置いたのをしっかし見ていて、気づけば触っている・・・・!なんてこともありますね。このように、大人の持ち物には、赤ちゃんに触られて困るものがたくさんあります。触られて困るものは手の届かないようにする。これは、赤ちゃんを守るためにも、とっても大切なことなんです。私の大失敗と言えば。まだ20歳くらいの時。2歳の姪っ子を実家で見ていて。ふと気づいたら姪っ子の顔が血だらけに!私のマネをして、かみそりで眉毛を剃ろうとしたんです。幸い傷は浅く済んだのですが、今でも姪っ子のその顔が忘れられません。なので、お部屋の環境を考える時、赤ちゃんと同じ目線の高さになってもいいですね。

 

・いたずら防止のグッズを利用する

ほんの少し、大人の知恵を使えば、赤ちゃんのいたずらを未然に防ぐことが出来ます。大活躍するのはいたずら防止グッズ!私もあらゆるところにつけました。

・机や家具の角でのごっつん防止
・引き出しや扉を開けないようにする

・コンセントやスイッチを触れないようにする

特に「ここを開けられたら赤ちゃん自身が危険」「ごっつんしたらケガする」ような場所には必須ですね。保育所では、ゴム製のごっつん防止のをとっても重宝しています。


赤ちゃんは好奇心が旺盛。興味を持った物には突進していき、研究します。その好奇心を大切に育てつつ、赤ちゃんにとって安心安全な部屋環境にしてくださいね。


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