こんにちは!中田馨です。

先日、マンツーマンで離乳食講座をさせていただきました。
普段私の離乳食教室は
「赤ちゃんの試食はNG」とさせていただいております。

その理由は、

離乳食講座で食べたもので赤ちゃんが体調不良になってはいけないから

というものです。




今回も試食はNGでの講座だったのですが、出来上がった離乳食を食べてママさんが
「先生。お願い。コレ、どうしても子どもに食べさせたい」
と言われたんです。


お断りをしたのですが、ママさんがどうしてもというので今回はOKを出させていただきました。
というのも、1歳のお子さんが、

・形のある食材を食べない
・葉物を食べない
・そもそもの離乳食の量が少ない


ということで、ママさんの「食べるきっかけが欲しい」気持ちが伝わってきたからです。


メニューは、うちの離乳食教室の定番の
・みそ汁
・煮物
です。私もドキドキしながら一口目を見守りました。


赤ちゃんは、用心しながらスプーンに口をつけました。

・一口目
恐る恐るなめる。「ん?」という顔をする

・二口目
再び恐る恐るなめる。「はっ!!」という顔をする

・三口目
パクっと具材を食べる


四口目以降はもう、それはそれは。
器に食いついて離さないくらいの勢いで食べていました。


ママさん。
本当にうれしそうなお顔。
赤ちゃんも、ママが嬉しいから満面の笑みで手をたたく。


食べない子ではなかったんですね。
食べる子だったんです。



今回食べるようになった要素はいくつかあります。

・和の離乳食だったこと
・環境
・笑顔

食べない子も食べたくなる離乳食。
それが、私たち離乳食インストラクター協会の和の離乳食であり、離乳食に向かうこころえなのです。



本来はしていない、赤ちゃんの試食をすることによって
改めて、私が助けることができるママさんがいることを再認識しました。
一人でも多くのママさんの、ほんの少しのお手伝いと、ほんの少しのアドバイスで
ママさんの離乳食への気持ちの負担が少なくなるといいなと思っています。




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