「子どもをほめてくださいね」
と言われても、ほめるってなかなか難しいものですね。
私たち大人って、ほめられることに慣れていないもんだから(そんなことないですか?)。
いざ相手をほめる時に、どう、ほめればいいのか分からないのかもしれません。
ということで、今日はチョット、【ほめる】に関してお話ししてみようと思います。
良くあるほめるWordのひとつが「すごい!!」ではないでしょうか?
「すごい!」と言う言葉はとても便利で、どんなほめる場面でも使えちゃうんですよね。
でも、もしかしてお子さんに、「すごいね!」とばかり褒めていませんか?
もちろん、「すごい」の言葉を使ってはいけないわけではありません。でもね、必ずしも子どもは「すごい!」と言われたいわけではないこともあるんです。
例えば、24ピースのパズルを一人で完成させたとき。
「すごいね!」だけだと、何がすごいのかが分かりません。
こんなときは「一人でパズルを完成させたのね!」「今までで一番早く完成させたんじゃない?」とお母さんがその時感じたことを具体的に言葉にするのです。
では、苦手な食べ物を食べられたら?「にんじん食べられたね!」。
少し高めの段差からジャンプできたら?「ダイナミックなジャンプだったね!」。
こんな感じです。
すごいとほめてもいいですが、その前後に、ママの感想も付け加えてください。
きっと、子どもは、「すごい!」と言われたとき以上に心が満足するはず(#^.^#)
チョットお試しくださいね!
ほめ方、しかり方など、子どもへの声掛け方法が満載の、中田馨の著書です