ママと赤ちゃんへ!食べ物と子育てのお役立ち情報満載ニュース!!
離乳食インストラクターニュース
離乳食インストラクター協会には、様々な個性と特技を持ったインストラクターがいます。そんな彼女たちの、ママと赤ちゃんのお役立ち情報を、食にこだわらず毎週紹介します!
食中毒を予防しよう!
暑くなったり、涼しくなったり、じめじめしたりととても不安定な天気が多いですね。これからの時期は食中毒が起こりやすい季節です。外から帰ってきたときはもちろん、お料理をする前やご飯を食べる前にも手を洗う習慣をつけるようここがけるようにしましょう!
食中毒とは?
食中毒は細菌やウイルス、毒素が食品と一緒に体の中に入って、腹痛、嘔吐、下痢などの症状を起こすコトを言います。乳幼児は抵抗力が弱く重症化することもあります。食中毒の主な原因となる細菌は「じめじめ」した梅雨や気温の高い夏に多くなりやすいのでこの時期は特に注意が必要です。
味、においの変化に気づかず食べてしまったり・・・というコトもあるのでしっかり予防し食中毒を起こさないように
気をつけましょう!!
食中毒3原則!
1.つけない!
必ず手洗い!調理前だけではなく、生のお肉や魚を触った後などにもこまめに!火を通さないで食べる野菜や調理済みの食品に付着しないように気を付けましょう!
2.増やさない!
陽の当たる場所や常温での保存はNG!!清潔な容器に入れラップを使い冷蔵庫に保存するようにしましょう!
3.やっつける!
ほとんどの菌が加熱すると死滅するため、必ず火を通して食べるように!
特に肉や魚は十分に加熱しましょう!残った食品をもう一度食べるときにも再加熱を!布巾や調理器具は熱湯、漂白で消毒、殺菌をしましょう!
お弁当対策!
1.お弁当箱を薄めたお酢で拭く
抗菌防腐作用のあるお酢で具を詰める前に拭いておくと◎
もしくは、煮沸消毒を行ってから詰める
2.よく冷ましてから詰める
熱いまま詰めてしまうと冷めたときに湯気が水滴となり、細菌の増える原因になります。
3.詰める順番。詰め方を工夫
ご飯→主菜→副菜の順で
ご飯を詰めてからおかずを作っている間に冷やす!
仕切りは生野菜ではなくバランやシリコンカップを利用しましょう
詰める前にしっかり加熱すること。冷ましてからふたをするようにしましょう
4.保冷剤を活用
保冷材の代わりに自然解凍できる食品も保冷材代わりに有効です。
5.そのほか
おにぎりはラップでにぎる。特に怪我をした手は菌が繁殖しやすくなっています。
また、炊き込みご飯などの混ぜご飯は、水分が残りやすいので注意!
手洗いは食中毒予防の第一歩!手洗いで多くの食中毒が予防できるといわれています!
これから暑くなる季節です。普段と同じというわけではなく少しでも意識してもらえるといいなと思います。
安木 知沙(やすぎ ちさ)
*離乳食インストラクター
*管理栄養士
*フードスペシャリスト
離乳食.食育教室
おやつ教室開催
高校時代は陸上一色!全国高校駅伝3位入賞を果たす。その陸上生活の中で栄養の大切さを知り管理栄養士過程に進学。前職では、病院、事業所給食に携わる。
不妊治療を経て2人の娘を授かる。
私自身、長女の離乳食でたくさん悩み、次女の出産の時に改めて勉強しようと思い出会ったのが「和の離乳食」でした。
現在2人の娘(3歳と1歳)を持つママとして、「天然だし」でつくるごはんのおいしさや食の大切さを伝えたい!
毎日の食卓と生活をたのしくする
おもわずニコッとなるようなちょっとの工夫をお伝えします!!
育児や離乳食に悩むママと赤ちゃんの心と笑顔を育む力になりたいと思い活動中♡
◆ママ管理栄養士が伝える五感を育むはじめのいっぽ離乳食 http://s.ameblo.jp/nico2kitchen