離乳食インストラクター中田馨の“和の離乳食レシピ”blog

離乳食・幼児食レシピ2500突破‼︎一般社団法人離乳食インストラクター協会代表理事で中田家庭保育所施設長の中田馨が教える“和の離乳食”レシピブログ。かつおと昆布から作る“和の離乳食”は、五感を刺激し子どもの舌を育て、心と身体を幸せにします。カンタンで美味しい離乳食・幼児食レシピをお届けします!
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▼離乳食の基礎知識

赤ちゃん・幼児さんが気をつけたほうが良い食材類(一例)

赤ちゃんは、身体能力が未熟。内臓も未熟。大人なら噛み切れる食べ物も噛みちぎれない、飲み込みづらいことがあり、細菌などにも弱いです。食べさせる事によって、身体に異変が起こり、最悪の場合、命にかかわる事もあります。今回はその一例を紹介しますね。赤ちゃんや子どもには、

・月齢(年齢)に合った食べ物を与える

・月齢(年齢)に合った調理法で調理する

・無理して与えない

・不安な時はやめておく

ことを、基本にすると安心して与えることができます。

【いずれ食べられるようになるのだから、今はあえて与えなくてもいいかな】と思っていただけると嬉しく思います。(#^.^#)ここに紹介されていない食材は、大人が見極めていただけたらと思います。


1歳になるまで特に食べないほうがよい食材類(一例)

半熟卵、温泉卵
素材 半熟卵素材 温泉卵
内臓が未熟なため、食中毒になることもあります。与える時は固ゆでしましょう。


ごま
素材 ゴマ
・・・誤嚥
の恐れがあります。

ゴマは、1歳過ぎてもすりつぶしてあげるとより安心です。



はちみつ、黒砂糖

素材 はちみつ素材 黒砂糖
・・・
ボツリヌス菌
が混入している事がある。


ボツリヌス菌
とは
食中毒を発生させる毒素の事です。5%のはちみつにこの菌が感染してると言われています。乳児はこの菌に弱いので避けた方がいいといわれています。


 
牛乳

素材 牛乳
・・・
飲み物としてはダメ


牛乳のタンパク質が赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまいます。温めて料理に入れるのはOKです。



 
ミネラルウォーター
素材 ミネラルウォーター1
・・・
内臓が未熟
なので身体の負担になります。

「ミネラルウォーターならきれいな水だから大丈夫?」と言うことで、調乳などに思わず使ってしまいそうなミネラルウォーターです。ミネラルが赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまいます。


 
ゼラチン
素材 ゼラチン
・・・
雑菌内臓が未熟
なので身体の負担になります。

ゼラチンは、動物の皮膚や骨、腱で作られたものです。ですので赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまいます。ゼリーを作る時は寒天を使いといいですよ寒天は海藻でできているので、赤ちゃんの内臓に負担をかける事はありません。

寒天は固くなるので、表示された分量よりも少なめで固めましょう。固さの目安はプリン状のプルプルです




生水(水道水)
素材 水道水
・・・
雑菌
が入っている可能性があります。

水道水は、1度沸騰させて冷やします(湯ざましにする)。




3歳になるまで特に食べないほうがよい食材類(一例) 
(3歳以降もあえて食べさせなくてもいい食べ物もあります)

生卵、刺身(魚・肉)
素材 生卵素材 刺身

生ものは細菌による食中毒の可能性があります。特に、の刺身は、大人になってからでいいかもしれませんね。抵抗力の弱い子どもが食中毒になると、命にかかわる事もあります。内臓機能が育った8歳以降でもよいという意見もあります。もし、生で与える場合は、新鮮なものを選んであげるといいかなと思います。




ナッツ類、こんにゃく、餅、団子

素材 ナッツ素材 こんにゃく
素材 白玉団子
誤嚥の可能性があります。

噛み砕く力がまだ弱い赤ちゃんや子どもにとっては、これらを喉に詰まらせる可能性があります。ナッツ類は粉状にすり潰せば1歳以降OKです。良く噛まないと食べられないものですので、おやつとしても良いものです。3歳過ぎて、おやつとして与える時は必ず大人がそばにいてあげてください。脂肪分と塩分が多めなので食べすぎないようにしましょう。
餅は伸びて子どもの力では、なかなかちぎれませんので、小さくちぎって与えましょう。食べさせる時は必ず大人がそばにいる事が原則です。
こんにゃくも小さく切ればOKです。どの食材も「良く噛むんだよ」と教えてあげてくださいね
<約束事>
・小さくする
・必ず大人がそばで見守る




 
わさび、からし、唐辛子、こしょうなどの刺激物
素材 わさび・からし素材 一味唐辛子
素材 こしょう
刺激が強すぎます。

3歳以降もあえて与えなくてもと思います


コーヒー、コーヒー牛乳、紅茶、ウーロン茶、煎茶
素材 コーヒー素材 コーヒー牛乳

カフェインが入っています。

3歳以降もあえて与えなくてもと思います。カフェインを飲むとどのような影響が考えられるのかと調べました。あくまで可能性で必ずではありませんが、急性中毒になる事があるようです。症状は、吐き気・耳鳴り・めまい・けいれん・心悸亢進・不眠などなど・・・。紅茶には0.05%、コーヒーには0.04%のカフェインが含まれています。意外に知られていませんがウーロン茶や煎茶には0.02%含まれています。子どもの飲み物は、「湯ざまし・麦茶」が最適のようで

1歳以降も配慮が必要な食材
味付けが濃かったり、添加物が含まれてることもあるので、赤ちゃんや子どもに与える時は、

・少量だけ食べる

・薄める(お湯をかける、だしで薄めるなど)

・極たまにする

など、工夫すると更に安心して与えることができます。
        

●市販の加工食品

添加物塩分糖類が多いので、そのまま与えるのは、赤ちゃんに適しません。ごく

少量にとどめるか、湯通しするなどひと手間💛をしてあげてください。

(一例) 

・干した魚、水煮以外の魚介の缶詰など

・肉加工品(ソーセージ、ハム、ベーコン など)

・豆腐加工品(あつあげ、がんも など)

・卵の加工品(卵豆腐、伊達巻き など)

加糖ヨーグルト

・フルーツ缶、ドライフルーツ

・ふりかけ

・加糖コーンフレーク

・味付け海苔

・レトルト、冷凍食品 など

 素材 ホッケ素材 厚揚げ素材 加糖ヨーグルト

玄米、麦、雑穀

素材 玄米

内臓が未熟なので負担になります。与える時は、3歳前後目安に少量から。

●ニンニク、生姜
内臓が未熟
なので刺激が強い食材は負担になります。与える時は、3歳前後目安に少量から。
●中華麺

内臓が未熟なので油の多い中華麺は負担になります。与える時は、油抜きして少量から。
揚げ物・炒めもの
内臓が未熟
なので油の多い揚げ物などは内臓の負担になります。
●調味料など
塩分
添加物などが多いので、内臓の負担になります。使う時は風味をつける程度の少量を心がけるといいですね。
●油

サラダ油などに比べ、オリーブ油は赤ちゃんだけでなく大人にとって良質な油と言えます。使うならオリーブ油をおススメします。
市販の飲み物(果汁100%ジュース類、イオン水、炭酸飲料など)
素材 ベビージュース
甘み
が強いので、赤ちゃんには適しません。与える時は

・湯冷ましで薄める

・少量(30~50ml目安)

・極たまに
*ベビー用イオン水

こちらも頻繁に与えるものではありません。お熱がある時だけにしてください。
●市販のお菓子(スナック菓子、チョコレート、ビスケット、クッキーなど)
素材 スナック菓子・クッキー・チョコレート
添加物
塩分糖類
が多い

*赤ちゃん、子ども用も裏面表示を確認すると安心です
●外食の食べ物
塩分
添加物などが多い
*外食の時は、なるべく油ものを選ばず、煮物、汁物
を選び、お湯で薄めるなどすると安心です


その他

食品のアレルギー表示には、<義務品目>7品目、<推奨品目>20品目があります。これらの食品は、食べてはいけないものに分類しません。他の食材にも共通しますが

・月齢、年齢に合った時期に食べさせる

・少量からチャレンジ

・初めて食べた際に体調をみる

など、心がけると更に安心です。

 

アレルギー<義務品目>特定原材料7品目

乳・卵・小麦・そば・落花生・えび・かに

 

●アレルギー<推奨品目>特定原材料に準ずるもの20品目

あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、バナナ、ごま、カシューナッツ

*アレルギーに関して、気になる方は専門の医師にご相談ください




まとめ

今回、紹介した以外にも、さまざまな食材があり、与えてもいいかどうか、悩むことってありますよね。私が我が子に大切にしていたポイントは、悩んだ時は、「食べさせない」。いずれ食べられるようになります。焦らず、進めてくださいね。

 


離乳食 調理器具の熱湯消毒の方法・3ステップ

離乳食を作る前に行った方が良い大切なことがあります。それは、

調理器具の消毒

赤ちゃんは、大人に比べて細菌に弱いです。
細菌に弱いということは、大人よりも食中毒にかかる可能性があるということです。
ですので、離乳食の調理器具はいつも清潔にしなければいけないのです。

離乳食を作る前後は、調理器具の消毒を行いましょうね(#^.^#)!!
今回は、薬品を使わない熱湯消毒の方法です。とってもカンタンです。


= ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ 

調理器具の熱湯消毒の方法・3ステップ
IMG_0894

1.調理器具を食器用洗剤でキレイに洗う
2.消毒する
3.風通しの良いところで乾燥させる


= ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ 

消毒には、熱湯消毒、煮沸消毒、薬品の消毒などイロイロあります。
熱湯を使用する場合は、やけどには注意してくださいね。

今回は、熱湯消毒の動画を用意しています。
魚や肉を使った後のまな板や包丁は、大人も消毒するといいですね(#^.^#)
ちなみに、木製のまな板は、洗わずに熱湯をかけると、汚れのタンパクが固まってしまうことがあるそうですので、必ずきれいに洗ってから熱湯をかけましょう!(^^)!

念入りに消毒したい時は、煮沸消毒がおススメです。特に、月齢が低いうちは煮沸消毒をしておくと安心です。
薬品消毒もありますので、ご自身に合った消毒方法を見つけてくださいね。
熱湯消毒も、煮沸消毒も、薬品消毒も、お使いの調理器具が対応しているか確かめてから行ってくださいね(*'▽')


「調理器具の熱湯消毒の方法」をYouTubeでも配信しています。ぜひご覧くださいね(#^.^#)


舌を育てるとは?【和の離乳食とは】

かおりの“和の離乳食”


こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。
私がオススメしているのは、“和の離乳食”。


私は、和の離乳食で「子どもの舌を育てる」ことを、モットーにしています。
子どもの舌を育てるとは、一体どんなことなのでしょう?


舌を育てるということは、味覚を育てるということです。
味覚って??五感の一つですよね。味覚を辞書で調べてみると・・・


ものの味を認知する感覚。主として舌にある味蕾(みらい)が唾液に溶けた化学物質を刺激として受容することで生ずる。甘い・塩からい・酸っぱい・苦いの四種の基本感覚がある。食味は味覚のほか,嗅覚や触覚,温度感覚などが関係する。

                   (三省堂 大辞林より)


と書いています。「甘い、塩からい、酸っぱい、苦い」という感覚は、舌が育っているとしっかりと感じることができます。舌が育っていない(衰えている)と、それらが感じにくいのです。

赤ちゃんは、生まれつき味覚に敏感だそうです。
味の素の商品研究所でボランティアを雇っておこなった研究があるそうです。

 成人の識別濃度は食塩は、が0.5%、酒石酸溶液が0.2%。
 新生児は食塩水が0.25%、酒石酸溶液が0.1%。


新生児は、成人の2分の1の濃さで反応することがわかったそうです。


生まれ持って、敏感な舌を持った赤ちゃん。その赤ちゃんの舌を、敏感なまま育てたいと思いませんか?
赤ちゃんや子どもは、食事を選ぶことができません。だって、自分で買うことも作ることもできないでしょ?親や周りの大人が与えるでしょ?

だから、親や周りの大人は、「この食品は大丈夫かな?」ということを、しっかりと吟味しなければいけないのです。


まず、赤ちゃんで言うと、離乳食は手作りのダシで野菜やお魚などを煮込無だけでOKです。味付けは9ヶ月ころから少量のしょう油や味噌を入れるだけ。

これだけで、舌の育った子どもに成長していくのです。

舌の育った子どもは、塩辛いものや甘いものを、あまり好みません。一口食べた時は「おいしい!!」と思うかもしれませんが、それを長く食べ進めることができずに、「甘すぎる」とか「からすぎる」と言って、残すことになるでしょう。そうなったら、母は「しめしめヾ(*´∀`*)ノ」と思ってください。あなたのお子さんの舌は育ち、あなたの家庭料理は正解だということになります。


舌を育てることは、薄味になれること。薄味といっても本物のダシの味を知っている、旨みを知っているので、感情豊かに生活していくことができるでしょう。


さあ、次回は、“舌をダメにする食品”についてお話しますね。



  定期的に離乳食セミナーを行っています。   
   詳しいセミナーの情報は、こちらをご覧ください。

基本になるのはダシ!【和の離乳食とは】

かおりの“和の離乳食”

離乳食インストラクターの中田 馨です。
私がオススメしているのは、“和の離乳食”。


「和の離乳食ってなんなの??」って話は、先日お話しました。
    ⇒「和の離乳食」とは?



さて、今回は具体的に「どう離乳食を作るの??」という話をしたいと思います。
まず、和の離乳食の基本になるのは、「ダシ」です。
「ダシを自分で取る」と聞いただけで、「それは無理!!」と拒否・・・しないでください!!ダシはコツさえつかめばめっちゃカンタンなんですよ!!


ダシを作るのがカンタンな理由

1.分量の水と、ダシを鍋に入れて火にかけるだけ
2.後は火を消すタイミングだけ知っていれば、お鍋が勝手に作ってくれる。

本当にめっちゃカンタンなので、チャレンジしてください。


ちなみに、市販のダシには、
・塩分
・添加物


が含まれている場合があります。それらが含まれていないのであれば市販のダシでもOKですが、そうでなければ赤ちゃんの身体に負担をかけます。使わないでくださいね。市販のダシを買う場合は、裏の表示をしっかり見るようにしましょう。



さて、ダシには色々と種類がありますよね。


・昆布だし
・かつお昆だし
・煮干だし
・椎茸だし
・野菜だし
・干し貝柱だし
・鶏肉だし
・牛肉だし
・豚肉だし

などなど。私が知っているのはこれくらいでしょうか。
この中で、離乳食に使えるのは、

昆布だし・かつお昆布だし・煮干だし・野菜だし・椎茸だしでしょうか。
だしは、どの時期でもどの種類でも使ってOKなわけではありません。


ゴックン期 ・・・ 昆布だし、野菜だし
モグモグ期 ・・・ 上記プラス、かつお昆布だし、椎茸だし
カミカミ期 ・・・ 上記プラス、煮干だし


ちなみに私は、ゴックン期以外は、主にかつお昆布だしを使っています。
だしのとり方は、こちらのページを参照してくださいね。


まずは、だしを自分で作ることから始めましょうねヾ(*´∀`*)ノ



  定期的に離乳食セミナーを行っています。   
   詳しいセミナーの情報は、こちらをご覧ください。

和の離乳食の3つの利点【和の離乳食とは】

かおりの“和の離乳食”

離乳食インストラクターの中田 馨です。
私がオススメしているのは、“和の離乳食”。


「和の離乳食ってなんなの??」って話は、先日お話しました。
    ⇒「和の離乳食」とは?


では、今回は、私が和の離乳食で伝えたいことをお話します。


どうして、和の離乳食がいいのか??和の離乳食の基本になる「だし」に秘密があります。
ダシといえば?かつお・昆布・煮干。この3つが有名どころかな?と思います。

和の離乳食には、このかつお・昆布・煮干をバンバン使います。和の離乳食の利点は3つあります



1.切って煮込むだけなので、カンタン
2.だしのうま味がきいて、おいしい!
3.薄味なので、、赤ちゃんの舌を育てる


いかがですか??作りたくなってきたでしょ??だって、切って鍋に入れれば、後はお鍋が勝手に料理してくれますからヾ(*´∀`*)ノ お湯で湯がくのと、ダシで湯がくのでは、うま味が全然違うことも知っておきましょう。うま味があるので、調味料はほんの少しでOKです。塩分や養分控えめな、ダシのうま味を知った赤ちゃんは、どんどん舌が育ちます。


和の離乳食を作ってください。どんどん作りましょう。
和の離乳食を作ることで、今度は親も自分の食事を見直すきっかけができます。
それについては、またお話しますね。



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