赤ちゃんが離乳食を食べてくれなかったら、お母さんは悲しいですよね。せっかく頑張って作った離乳食なのに一口も食べてくれなかったら??大ショックです。
どうして赤ちゃんは離乳食を食べてくれないのでしょうか?赤ちゃんの立場になって考えてみましょう。
離乳食を始めるのが早かった
こちらは、始めて離乳食を食べる赤ちゃんのお話です。
5カ月になって初めておもゆやおかゆを口にしました。しかし!!!
「食べてくれないいいい」
ってことありますね。
この場合、
「食べ方がわからない」
「食べる時期ではなかった」
この2点があるかもしれません。
ここでは後者の「食べ方がわからない」というお話をします。
私たち大人は、口の中に食べ物を入れると、舌が迎えて噛んで上手にのみ込むことができます。これは、もともとからできていたことでしょうか??いいえ。違いますね。
私たちは赤ちゃんの時から座ったり、ハイハイしたり、歩いたり、話したり。いろいろと学習して能力を獲得きましたよね。食べ物を食べるときの口の動きもそうなんです。学習しないと上手にゴックンできないのです。
ですので、赤ちゃんは食べ方がわからないから口から食べ物が出てくるんですね。食べたくないからではありません。
口の動きを学習するのは、個人差があります。
例えば、首が座る・寝返りする・立つ・歩く。これらの成長、発達は個々違いますよね。世界には一人として同じ発達をする赤ちゃんはないのです。口の動きを学習するのも同じことです。
すぐに習得する子もいれば、1カ月たってもまだ苦手な子もいます。
ですので、焦らず、ゆっくりその子に合わせて離乳食を食べさせてあげてください。
焦らずゆっくり、頑張りすぎず。
お母さんたち。肩の力を抜いて離乳食に取り組んでくださいね。