離乳食インストラクター協会代表理事・保育士 中田馨の“和の離乳食レシピ”blog

中田家庭保育所施設長、離乳食インストラクター協会代表理事の保育士 中田馨が離乳食と0歳児~2歳児の発達や育児に役立つ情報を話します。 離乳食インストラクター協会®と離乳食インストラクター協会ロゴマーク®は商標登録です

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食べない

おっぱいばかり飲む【離乳食中期 悩み/疑問】

   お母さんたちの離乳食の悩み   
ここでは、離乳食パクパクセミナーに来てくださった、お母さんたちの悩みを、私が家に持ち帰りお答えするコーナーです。赤ちゃんのことが一番大切なお母さんたちは、きっと、同じような悩みを抱えているのではないかなと思い、ここで公開させていただきます。

                     
       
おっぱいばかり飲む(7か月の子のママ)


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「今7カ月なんですけど離乳食はイマイチ進まなくて・・・おっぱいばっかり飲むんです」

 



おっぱいで育っている赤ちゃんは幸せだなあと私は思います。私は子どもが1カ月にならないうちに仕事に復帰したため、母乳は朝と夕方以降のみ。私の気持ちが仕事に向いていたこともあり2人の子ども両方とも6カ月にはおっぱいが出なくなりました。やっぱりショックでしたね。

 


おっと、初めから話がずれてしまいました。

 



おっぱいばっかり飲んで離乳食を食べてくれないとお悩みのお母さん。

おっぱいはまだ十分に飲ませてあげてください。

 


おっぱいは、ママさんとのスキンシップです。大切にしましょう


この時期の離乳食はまだ、ご飯を食べる練習期です。楽しい雰囲気の中、焦らず長い目で見てあげましょう。しかも、
5カ月から離乳食を初めてまだ7じゃ月でしょ?離乳食を2カ月しか食べていないじゃないですか。離乳食を食べてくれるための少しの工夫は必要かもしれませんが、今の時点で、食べないことをすごく悩む必要はありません。

 



栄養が気になるなら、ママのおっぱいを栄養たっぷりのいいおっぱいにしてください。お母さんの口に入れる食べ物を気にすることで栄養たっぷりのおっぱいになりますよ。

 


お母さんが大人の食事も含め、食事ことを大切に思って作り続けていれば、将来は「もう食べるのやめなさい!!」ってくらい食べる子になりますよ!(^^)! 実際うちの子がそうですから。

 


・離乳食は食べることの練習の時期

少しの工夫は必要かもしれませんが、今の時点で、食べないことをすごく悩む必要はない

・おっぱいは飲ませてOK!!



赤ちゃんが離乳食を食べてくれない理由☆食べ方がわからない

赤ちゃんが離乳食を食べてくれない理由
赤ちゃんが離乳食を食べてくれなかったら、お母さんは悲しいですよね。せっかく頑張って作った離乳食なのに一口も食べてくれなかったら??大ショックです。
どうして赤ちゃんは離乳食を食べてくれないのでしょうか?赤ちゃんの立場になって考えてみましょう。

                

離乳食を始めるのが早かった

こちらは、始めて離乳食を食べる赤ちゃんのお話です。
5カ月になって初めておもゆやおかゆを口にしました。しかし!!!


「食べてくれないいいい


ってことありますね。
この場合、


「食べ方がわからない」
「食べる時期ではなかった」


この2点があるかもしれません。
ここでは後者の食べ方がわからないというお話をします。


私たち大人は、口の中に食べ物を入れると、舌が迎えて噛んで上手にのみ込むことができます。これは、もともとからできていたことでしょうか??いいえ。違いますね。


私たちは赤ちゃんの時から座ったり、ハイハイしたり、歩いたり、話したり。いろいろと学習して能力を獲得きましたよね。食べ物を食べるときの口の動きもそうなんです。学習しないと上手にゴックンできないのです。


ですので、赤ちゃんは食べ方がわからないから口から食べ物が出てくるんですね。食べたくないからではありません。


口の動きを学習するのは、個人差があります。
例えば、首が座る・寝返りする・立つ・歩く。これらの成長、発達は個々違いますよね。世界には一人として同じ発達をする赤ちゃんはないのです。口の動きを学習するのも同じことです。


すぐに習得する子もいれば、1カ月たってもまだ苦手な子もいます。
ですので、焦らず、ゆっくりその子に合わせて離乳食を食べさせてあげてください。


焦らずゆっくり、頑張りすぎず。
お母さんたち。肩の力を抜いて離乳食に取り組んでくださいね。


                

離乳食を始めるのが少しだけ早かった【離乳食を食べない!】

赤ちゃんが離乳食を食べてくれない理由
赤ちゃんが離乳食を食べてくれなかったら、お母さんは悲しいですよね。せっかく頑張って作った離乳食なのに一口も食べてくれなかったら??大ショックです。
どうして赤ちゃんは離乳食を食べてくれないのでしょうか?赤ちゃんの立場になって考えてみましょう。

                

離乳食を始めるのが少しだけ早かった
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こちらは、初めて離乳食を食べる赤ちゃんのお話です。
5カ月になりました。さあ、離乳食開始です💛
ママはドキドキしながら、初めておもゆやおかゆを赤ちゃんの口に入れました。しかし!!!


「食べてくれないいいい


ってことありますね。
私の長男がそうでした。ものすごく渋い顔をして。2口目からは真一文字に口を閉じてしまいました・・・・。


このような場合、ポイントが2点あるかなと思います。

「食べ方がわからないのかも」
「食べる時期が少しだけ早かったかも」


離乳食を嫌がっているわけではないのかもしれません!!
ここでは後者の「食べる時期が少しだけ早かったかもというお話をします。


例えば、首が座る・寝返りする・立つ・歩く。これらの成長、発達は個々違いますよね。世界には一人として同じ発達をする赤ちゃんはいないと思います。
離乳食も同じです。「5か月になったから」と言って、みんながみんな同じスタートラインに立って離乳食を食べられる準備ができている??ということは考えにくいです。

なので、たとえば1週間後からスタートしてみる
それだけでも全然違うと思いますよ(#^.^#)


離乳食を始めることは焦ることではありません。
その子その子に合わせて、始めてあげてあげるといいかな💛と私は思っています。

焦らずゆっくり、頑張りすぎず。
お母さんたち。肩の力を抜いて離乳食に取り組んでほしいな(#^.^#)と思います!


                

赤ちゃんが離乳食を食べない(目次)

‘赤ちゃんが離乳食を食べてくれない’。子育てをしている親御さんにとって、これは切実な悩みです。せっかく手作りの離乳食を作ったのに。赤ちゃんが一口も食べてくれなかった。なんてこと、よく聞く話です。私も経験しています。そんな‘離乳食を食べてくれない’赤ちゃんに、私たち親はどう接したらいいのでしょうか?チョットしたアドバイスとアイデア、そしてこれなら赤ちゃんが食べてくれるかも??と言うアイデアレシピをお届します
                


(目次)

☆ 離乳食を食べてくれない子への対応
 
赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時・4つの親の心得
    
   ・無理やり食べさせてはいけない2つの理由
   ・笑顔で気持ちを切り替える3つの方法
   ・お菓子を与えてはいけない4つのわけ
   ・いつかは食べる子になる!!




赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時・嫌がる7つの理由
   ・離乳食に興味を持たせる3つの方法
   ・飲み込むのが苦手な子への対応








☆ 離乳食を食べてくれない子のアイデアレシピ




離乳食に興味を持たせる3つの方法【離乳食を食べない】

‘赤ちゃんが離乳食を食べてくれない’。子育てをしている親御さんにとって、これは切実な悩みです。せっかく手作りの離乳食を作ったのに。赤ちゃんが一口も食べてくれなかった。なんてこと、よく聞く話です。私も経験しています。そんな‘離乳食を食べてくれない’赤ちゃんに、私たち親はどう接したらいいのでしょうか?チョットしたアドバイスとアイデアをお届します
                

赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時
離乳食に興味を持たせる3つの方法
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前回、『赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時・嫌がる7つの理由』のお話をしました。このページでは私の失敗談を交えながら、1つ1つ細かくお話ししたいと思います。

               

せっかく頑張って離乳食を作っているのに。赤ちゃんが食べてくれない。それでもってお母さん、感じていませんか?

『うちの子何だか離乳食に興味がないみたい・・・』

そう。離乳食に興味を示さない赤ちゃんもいます。実を言うと我が子もそうでした・・・。うちの息子。現在はモリモリガツガツご飯を食べて、『太るからもうやめなさい』ってくらい食べる小学生ですが、赤ちゃんの時は全く食べない子でした。食べない。食べたくないのではなく、離乳食に興味がない。離乳食を口に持って行くと物凄い不審な目をして口を開かない。かろうじて口に入っても『オエエエエと入れたものをすべて吐き出す


本当に、悩みましたよ
私は、20歳から保育士をしていました。息子を産んだのが26歳。それなりに保育士として経験を積んで来て、食べない子でも食べる子に育ててきていました。しかし、息子は私のそんな経験なんて『しらんわいと言わんばかりに離乳食を跳ねのけました。私の経験なんてたいしたことがなかったんですよね。


まあ、イロイロしました。食べるようにメニューを工夫したのはもちろんのこと、マイナスの事もたくさんしました

・無理やり食べさせる ⇒ きっとメッチャ怖い顔
・『食べなさい!!』と怒る ⇒ かなりメッチャ怖い顔
・『もう、食べなくてもいいわ』と怒る ⇒ 怒りの頂点

まあ、こんな感じですね。いやはや、今から思うと可哀想な事をしましたね。ゴメンネ息子。さて、こんな風に失敗を重ねていた私ですが、どうしてそんな失敗をしたかと言うと、『絶対に食べさせなくてはいけない』と思い込んでいたからです。この気合いが子どもにとっては負担だったのだと思います。

興味を持ちそうだったかもしれない離乳食。でも、お母さんの強すぎる期待と気合いで、赤ちゃんのテンションダウン

こんな感じですね。真面目すぎたんですよ私。
ぶっちゃけ言うと、離乳食を食べなくても、赤ちゃんは生きています。母乳やミルクは飲んでいますか??
お母さんが忘れてはいけないのは、『離乳食は食事をするための練習』と言う事。母乳やミルクで栄養が取れているのなら、離乳食を食べなくてもとりあえずOK。ということです。それになかなか気づかなかった私です。


そこで私が考える『離乳食に興味を持たせる3つの方法』


その1 めげずに離乳食を作る

興味がなくたって、食べてくれなくたって、離乳食を作るのを止めないでください。毎日ちょっとずつでもいいから、お母さんの手作りの離乳食を赤ちゃんに作ります。そうすることで、何日・何カ月かかるか分かりませんが、赤ちゃんは食べ始めます。できる事なら、彩り豊かに様々な食材を使い、赤ちゃんに興味を持たせる工夫もしてください。食器やスプーンも可愛いものを選んでも良いかもしれません。

ですが、あまり気負わず離乳食を作ってくださいね。食べ始める赤ちゃんの姿を想像しながら、楽しく離乳食を作れると良いですね。


その2 褒める。褒めちぎる!!

もし、一口でも赤ちゃんが食べてくれたら、褒めちぎりましょう。 『すごい!!上手に食べたやん!!』とにかく笑顔で褒めちぎりましょう。赤ちゃんの気持ちを上昇させましょう。そうすることで 『じゃあ、もう一口食べたろか?』って思ってくれるかもしれません。


その3 怒らない・イライラしない

そう。これが大事。食べなくてもイライラしてはいけません。怒ってはいけません。メッチャ難しいことだけど、笑顔で切り抜けてください。離乳食食べなくてお母さんが怒っても、赤ちゃんは何で怒られているのか理解できないと思います。 『だって、興味がないんだから仕方ないやん』と思いませんか?・・・ま、私も当時は思えませんでしたけどね。あははははは。



こんな感じですね。自分自身への反省も込めて書いてみました。
まあまあ、これは理想論です。人間完ぺきではありません。失敗を繰り返します。それでも我に返った時に『ああ、あの時の対応はまずかったな』とか思えただけでもいいんじゃないかな。思う事ができたなら、次に生かせますもんね。今も、そんな感じで失敗と反省を繰り返しながらの子育て中の私です(#^.^#)
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